年内最後は熊の山
2019/12/20
年内最後は熊の山(くまのやま310メートル)を歩いてきた。この山は、地形図には記載されていない山で「熊野山」とも書いたりする(山頂の立派な標識には「熊野山」と書いているけど、登山口の標識は「熊の山」や「熊野山」が混在していて、統一性がない)。
そう言えば山形にも似たような山があった気がする。
JR水郡線(今は「奥久慈清流ライン」という愛称がある)下小川駅の駐車場(無料)を使わせて頂く。
駐車場の出入り口の所には案内板がある。
案内板左下にある平山橋(沈下橋)から熊の山、下小川橋で帰ってくるルートを歩きたいところなのだが、現在、台風19号の影響のため平山橋は渡ることが出来ない。そのため、下小川橋から水戸方面に向かい、登山道に入ることにする。
下小川橋から見える水郡線の橋。橋脚には台風で増水した時のゴミと思われる物が残っている。当時の水位は判らないが、橋脚の上近くまでは増えていたのではないか?と思う。
橋を渡り終えた後、右に折れて国道118号線まで歩く。この日は復旧工事のためだろうか、ダンプカーが15分間隔ぐらいで通っていた。
国道に出た後、左に少し戻り山側の道に入る。この先に登山道入り口がある。
「熊野山へ登古道」の標識。ここを曲がり、民家脇を抜けると、登山道になる。
じみ~な上りがずーっと続く。特に迷うこともなく歩けるが、急坂の一部では、落ち葉が積もり道が判りづらくなっていた。
見晴台に到着。ベンチもあるので、休憩するにはよいかも?
見晴台では、季節外れのヤマツツジが咲いていた。
見晴台から少し進んだところにある四等三角点。
三角点から先に進み、もしかして山頂?と思ってしまうような感じがするところに目印があった。勘違い防止かな?
目印通りに進むと、分岐に出る。ここを熊野山方面に進む(帰りは下小川橋経由下小川駅方面)。
この辺りから雰囲気が変わり、杉林とシダ類が繁茂する登山道になる。
フユイチゴ。けっこう生えていた。
熊野神社の鳥居に到着(直前には高井釣(だったかな?)への分岐がある)。手前のお地蔵様(?)は頭がもげてしまっていた
山頂までもうすぐだが、ここからは(キライな)石段になる。石段の数は・・・
217段らしい(親切に鳥居にテプラで張ってあった)。
石段を上りきると山頂に到着。熊野神社がある。傍らには小さいながらもベンチとテーブル(?)もあった。
なお、山頂手前には下高塚山・上高塚山へ向かう分岐もある。
立派な標識。低山とはいえ、周りも低い山なので見晴らしはよい。この日は、茨城県県庁や某社のエレベーター塔もはっきり見えた。
お湯でも沸かして珈琲でもと思ったが、風があり、ちょっと寒い・・・ので、パンを少しかじって撤収。。。
さっきの分岐まで戻り、そのまま下っていく。途中に細い沢があるぐらいで、特に何もない。。。
下りきると目の前に国道118号線が見えてくる。国道には出ず、右に折れて道なりに進む。
国道118号線の下に出る。なかなかな構造物。
そのまま歩くと、下小川橋に出て終了となる。
GPSログはこんな感じ。