真弓神社の爺杉

moriku

2019年11月16日 18:35

2019/11/15(金)
低山歩き、今回は真弓神社と爺杉を見に行ってみた。
風神山(ふうじんやま、かぜのかみやま242メートル)から真弓山(まゆみやま305メートル)のハイキングコースをのんびりと歩くコース。
風神山は多賀山地の最南端に位置する山。真弓山は常陸五山の一つで古くから山岳信仰の山として知られる・・・らしい(^^;
(因みに、真弓山からは大理石が産出されていて、寒水石とも呼ばれ国会議事堂にも使用されていたりする)

駐車場。トイレもある。駐車場手前には展望台があり、日立の町並みや太平洋が一望できる・・・のだが、樹木が成長しているせいか、見晴らしは微妙。。。

駐車場にある看板。近辺の案内図が載っている。

駐車場の先には広場がある。展望台らしきものがあるのだが、周りの木々しか見れない。キツツキが数羽いて、コンコンと松の木を叩いていた。

歩き始めて最初の分岐。どちらに行っても風神山山頂付近で合流する。左に行けば展望台があるので、今回はそちらに進んだ。
ここを右に進むと某携帯大手の風神無線中継所の脇を通る。

展望台への分岐。

大森展望台に到着。ベンチもあって座れるのだが、樹木が伸びている・・・う~む。。。

本線に戻り歩くこと数分。風神山山頂に到着。

風神山の二等三角点。

風神山と風神・雷神の説明が書かれている。

雷神の碑(左)と風神の石像(右)。風神様はちょっと可愛らしい。

入り口にあった広場が「神の広場」というのをここで知った(^^;

標識に従い真弓神社(真弓山)方面に歩いていく。

金沢団地(地元民しか知らないと思う)への分岐にあった。山桜の大木は見てみたい気もするが、花が咲いていないと只の大木で終わりそうなので、今回は行かない。なお、この後も金沢団地への分岐は幾つかある。

送電用の鉄塔が現れる。左側に林道が走っていて、そちらを進むと、別な展望台があるらしい。

鉄塔を過ぎると、こんな分岐がよく出てくる。標識の通り、先で合流しているので右か左はお好みで進んで行けばよいのだが、当たり外れ(?)はある。

こんな看板があった。どんな坂があるのかと思ったが、そこまでではない。


坂を登り少し進むと真弓山の四等三角点・・・と、思ったら隣にもう一つ?

三角点。

ちなみに三角点は、本線ではなく、右側の踏み跡を辿ったところにある。

三角点をすぎるとこんな案内に目がとまる。

そこからは、こんな景色が見える。この日は、日光男体山も薄っすらと見えた。

さらに進んでいくと祠があった。分岐の選び方によってはここを通らずに進むコースになる。

一旦、林道に出る。この林道は白い石でいっぱい。これは運搬の途中で寒水石が落ちたものと思うが、この白い石を持って帰ると天狗から仕返しされるので注意。
あと、常陸砕石からの運搬車が通るので、運が悪いと砂埃に酷い目にあう。。。

少し林道を歩いた後、再び登山道に戻る。

今回のルートでは、真弓神社三の鳥居の脇に出てきた。

社殿まであと少し。

真弓神社社殿に到着。

周囲には東日本大震災による復旧工事の後がみられた。
賽銭箱の上には参拝者芳名帳が置いてある。

真弓神社について書かれている。

見晴らしもなかなかよい。

社殿手前のベンチで昼食をとり、暫し休憩した後、爺杉(じいすぎ)を見に行く。
境内をちょっと戻ると案内板があるので、そこから向かう。

爺杉への案内板。

爺がいれば、婆も・・・と思ったら、既にお亡くなりになっていた。

爺杉。立派な杉である。

爺杉の詳細。

別の角度から見ると、二股に分かれているのが判る。間から生えているのは楓?

見るものは見たし、これで撤収。紅葉らしい紅葉が見れなかったのが残念。


なんてキノコだろう。。。ボコボコでていて、美味しそうだった。

ツルアリドオシの実。

アカスジカメムシの幼体。ここにもいた。

GPSログはこんな感じ。往復でざっくり9km程。

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